肩こりだけだったのが首まで痛む。。。その正体は??
こんにちは!
浜松市西山町の元気堂整骨院・整体院の池野です!
手作業やデスクワーク、家事などで肩こりに悩まされている方は多いと思います。
中には、
・首の方まで痛みが。。。
・肩甲骨の方まで不快感を感じる。。。
・ひどいときは頭痛まで。。。
という声も多く聞きます。
今回は、
その原因と対策を紹介します。
諦めていたつらい肩こり、首の痛みが改善するかもしれませんよ!
~肩こりの原因となる筋肉って何??~
肩にはとても大きな力を発揮する「僧帽筋」がついています。
僧帽筋は、多くの動きに使われ、疲労するため、
肩こりの原因になっていることが多いです。
しかし、実はこの僧帽筋の近くに、もう一つ大事な筋肉が存在します。
「肩甲挙筋」です。
肩甲挙筋とは、こんな筋肉です!
肩甲挙筋は、このように僧帽筋と比べるととても細く、小さいですが、
日常生活で、とても大切な働きをしているのです。
・物を持ち上げるとき、肩を上げる(すくめる)動作、
またはその持ち上げたものの重さに方が落ちないように耐えるとき。
・洗濯物を干すために、目線より上に手を上げるとき。
・座っているとき、同じ姿勢を保持するとき。
次のような方は肩甲挙筋に負担がかかり、肩こりになりやすいです。
以下の項目でチェックしてみましょう!
□デスクワークをしている時間が長い
□車の運転が長い
□読書をよくする
□手作業が多い
□猫背である
□座っているとき、よく足を組む。
上記に当てはまる事があり、肩こりを感じている方は、
肩甲挙筋の疲労が原因で
肩に痛みやだるさを引き起こしている可能性があります。
特に、デスクワーク、車の運転、読書、手作業に共通することは、
「同じ姿勢で長時間すわっている」ということです。
座っているとき、頭の重さを支えるために肩甲挙筋が働くため、
肩甲挙筋に負担がかかりやすいです。
さらに、デスクワークなどをしていると、
目が疲れてくるとなぜか肩や首が痛くなるという経験を
されている方も多いと思います。
これは、目のピントを合わせる筋肉と、
目を動かす筋肉に、肩甲挙筋が連動しているため、
目が疲れてくると、肩が上がり、
肩甲挙筋が疲労してしまうからなのです。
また、猫背だったり、
足を組む習慣があったりする方は、
姿勢を保持するために肩甲挙筋が働き、
肩こりを引き起こしている可能性があります。
~肩甲挙筋が原因で肩や首が痛い場合、どうすればいいの!?~
肩甲挙筋は、日常生活で様々な動きを担っているので
「使わないようにする」というのは、とても難しいと思います。
しかし、使った後にしっかりとストレッチなどでケアをすれば、
疲労がたまっていくのを防ぐことができます。
ストレッチの方法は、とても簡単です。
右の肩甲挙筋を伸ばす場合は、
① まず、左手で、頭を抱えます。
② 左手に力を入れて、左斜め前方向に頭を倒します。
あまり伸びている感じがしない方は、頭を倒す角度を変えてみて、
一番伸びる角度を探してみましょう。
次に、肩甲挙筋のトレーニング方法を紹介します。
① 重りになるものを持ちます。
② ゆっくりと肩を上げ下げします。
とても簡単ですが、
肩こりの原因となる僧帽筋、肩甲挙筋を鍛えることができます。
僧帽筋、肩甲挙筋を鍛えることで、肩こりの改善だけでなく、
猫背などの姿勢改善にもつながりますので、ぜひやってみてください!(^^)!