借金で首が回らない?あなたの首はしっかり回っていますか?浜松市西区の元気堂整骨院・整体院
借金などでやりくりが出来ないことを「首が回らない」と言いますが、
あなたの首は本当にしっかり回っていますか?
今回はあなたの首が適正に動いているか、動かせているつもり
になっているのかのチェックをしてみましょう!
そもそも首が動かないとどうなるの?
人間の首の正常可動範囲は
伸展(後ろに)50度、屈曲(前に)60度、
左右回旋(横向き)60度、側屈は50度と言われています。
屈曲方向は皆さん大体平気なのですが、
伸展(後ろ)方向は向けていない方が実際の患者さんでも多く見受けられます。
動いていない方のほとんどが、ギックリ腰やひざ痛などの症状以外にも、
猫背や肩こりなどの慢性的な症状で悩まれていることが多いです。
それでは、図で首の関節可動域を見てみましょう!
首の関節可動域
実際やってみましょう!
まずはイスに腰掛けてください。
目線はまっすぐの状態のまま上を向いてみましょう(伸展)。
目線はどこを向いていますか?
写真のように目線が真上に向いていればOKです。
目だけで上を向いている方は、NGですよ(笑)
次に回旋です。
これも腰掛けたまま、顔を横に向けていきます。
顔が真横を向けていればOKです。
この時、体ごと動いて向けている状態だと、首の可動域はとれていないことになります。
そのままだとどんなことになる?
「上を向く時に目線だけで向いている方」や「身体ごと横を向いている方」だと、
首の関節可動域は正常に働いていなく、
首以外のところでかばっていることになります。
そのような方だと、
寝違えや五十肩、姿勢不良(猫背)による腰痛等を引き起こすリスクが高まります。
リスクを減らすには?
普段とる姿勢を変えることが一番です!
どんな姿勢かというと、深呼吸の時のような胸を張った姿勢
でいると比較的首の可動域は取れやすくなります。
良い姿勢の基準は写真のように
「耳の穴」「肩峰(肩の先)」「大転子」「膝関節前(膝の皿の裏)」「外くるぶしの前2cm」
が垂線上に並ぶこととされています。
実際写真のような姿勢をとってみてください。
結構この姿勢を保つのはつらくないですか?
そんな方は次の体操を試してみてください(^-^)
肩甲骨、胸郭を広げる体操
最後に
痛みを感じないとほとんどの方は
「今痛くないから大丈夫」「自分は健康」と思いがちですが、
放っておくと真綿で首を絞めるようにじわじわと負担を積み重ねていきます。
身動き取れなくなるくらいの大きな痛みで悩むより、
まだ違和感程度のうちに一旦良くしておくのはいかがでしょうか?
体操をしてみても動かしずらかったり違和感のある方、
今のうちにどうにかしたいという方は、
お近くにある当院のような専門院等に相談してみてください(*’▽’)